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トスカーナの古城から、舞台はフィレンツェの中心へ。王様の玉座があるという由緒正しい宮殿で、華麗なパーティ ーが行われました。シャンデリアに注目を。灯る光は電気ではなく、本物のキャンドル。職人さんの手で1つ1つ点灯されたものです。

古城のデコレーション・テーマは「ナチュラルでロマンチック」でしたが、宮殿でのテーマは「ソフィスティケ(洗練)」。大型のシャンパングラスの上に、オアシスをセットし、胡蝶蘭とアジサイでアレンジしました。担当したの は札幌でハイセンスなフラワーショップを経営するT氏。アレックスの札幌デモを企画していただいたご縁で、長年のお付き合いです。T氏ご自身も、日本全国でデモンストレーションを行う実力派フローリストです。

トクサを6cmくらいに切って束ね、ヨーロッパで人気の胡蝶蘭を1輪、シックなワインレッドの細いリボンで結わえました。その数、120個。Nちゃんがコツコツと作ってくれなかったら、誰がこんな細かい仕事を全うしてくれるか、今考えても、ぞ〜っとします。Nちゃんとお母様が一緒に営む札幌市内のフラワーショップは雑貨も扱い、カフェも併設している素敵なお店です。

パーティー会場へ進む階段の踊り場には、アレックスと一緒にミラノのフォーシーズンズホテルの装花を担当していたミケーレが数十本の花を束ねて、器用にガラス器にいれていきました。私もやってみましたが、かなりの重さです。花器が倒れないように、お花がずれて落ちないように・・・

かなりの本数が入っていますが、アレックスが手早く活けました。抑えた色味が、とてもシック。アンティークでエ レガントな色合いが宮殿にふさわしいデコレーションになりました。階段を灯す明かりもアレックスがデザイン、ミケーレが製作しました。



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